安保法制廃止をめざすスポーツと体育の会

安保法制廃止をめざすスポーツと体育の会

2015年9月、多くの国民の反対を押し切って、安倍政権は安保関連法を強行採決しました。
これらの法律は、各界から憲法違反であるという厳しい指摘がされており、なによりも、日本が戦後70年間つらぬいてきた「戦争をしない国」のブランドを捨て、「戦争をできる国」にするものです。
戦前、スポーツ人たちも例外なく戦場にかりだされ、多くの若い命が奪われました。また、スポーツの多くが敵性と迫害され、人権が抑圧された社会の中で国民はスポーツをする権利も制限されました。 「スポーツは平和でこそ」はすべてのスポーツ人に共通の思いです。
当会は、違憲の安保法制の廃止をもとめてさらに声をあげていきます。

お知らせ

3月29日(火)
3月16日、当会主催の学習交流会がおこなわれました。(東京・豊島区民センターにて)「戦争法の違憲性と立憲主義の意義について」と題した清水雅彦日本体育大学教授(憲法学)の講演と、安保法制廃止を求める2000万人署名にとりくむ経験の交流の動画をアップします。ぜひご覧ください。
1月28日(木)
「安保法制廃止をめざすスポーツと体育の会」が新しい「よびかけ」を発表しました。
1月26日(火)
2016年1月21日、当会の呼びかけ人会議を開きました。詳細はこちら
10月16日(金)
強行採決への抗議声明を出しました
  9月15日(火)
記者会見の動画戦争法案反対へのメッセージを更新しました
  9月  9日(水)
「安保法制に反対するスポーツと体育の会」サイトをリリースしました

違憲の安保法制の強行に反対する
スポーツ・体育関係者からの
アピール

「次の100年を担う者として、8月6日の意味を深く胸に刻み、甲子園で躍動することを誓います。」

100年目の節目を迎えた夏の高校野球大会の選手宣誓には、特別のひびきがありました。戦後70回目の原爆投下による悲劇に胸をあて、過去の戦争で欠けた大会回数にむごさをおぼえ、戦没していった球児や競技者たちの無念さに思いを向けました。戦争の記憶を次の100年へ引き継ぐ意志の表明は、頼もしいかぎりです。

戦争のあやまちはけっして繰り返してはならない――スポーツ・体育を愛するものの痛切な思いです。
戦争は、人間の生命をはぐくむスポーツ・体育をないがしろにします。
戦争は、各人の個性を伸ばすスポーツ・体育とその組織を統制し、自由な活動を奪います。
戦争は、人びとの相互理解をうながすスポーツに、差別と憎悪を持ち込みます。
戦争は、暴力そのものであり、スポーツによる平和な交流を破壊します。

スポーツ・体育を奪い、破壊したのが、過去の戦争でした。この痛恨の歴史を教訓に、戦後70年、人権の尊重と恒久平和をかかげる憲法のもとでスポーツ・体育は展開され、「スポーツは平和とともに」を合言葉に社会に貢献してきました。このたゆまぬ努力こそスポーツ・体育を支える力であり、未来に引き継がれなければなりません。

しかし、安倍政権は、若い世代の意志も、スポーツ・体育を愛するものの努力も台無しにして、日本を戦争に巻き込みかねない「安全保障法案」の成立にやっきになっています。恒久平和と戦争放棄を明記した憲法9条に反して、日本を「海外で戦争をする国」に変えてしまいかねないこの危険な動きを見過ごすわけにも、許すわけにもいきません。

 2020年には東京でのオリンピック・パラリンピックの開催を控えています。オリンピック憲章が定める「人間の尊厳を保つことに重きを置く平和な社会の確立を奨励する」とのオリンピズムの目的を推進することが、ホスト国の政府に課せられた責任です。安保法制を強行することは、スポーツの交流にあらたに障害を持ち込みかねません。

 違憲の「安全保障法案」をめぐって事態はいちだんと切迫しています。この時に、私たちスポーツ・登山・武道などを愛し、体育に携わるものは、戦争の悲劇を想起しつつ、“平和の力”であるスポーツ・体育にゆるぎない確信を抱き、未来に平和な日本を引き継ぐ決意を持って、「安保法制の強行反対」の意志を表明するものです。

いまこそ、スポーツ・体育の底力を発揮し、広く国民と連帯して立ち上り、警鐘乱打して危険な動きにストップをかけましょう。

2015年9月 安保法制に反対するスポーツと体育の会

アピール呼びかけ人一覧

名前 肩書
青沼 裕之 新日本スポーツ連盟附属スポーツ科学研究所事務局長
秋本 信孝 スポーツ9条の会・千葉事務局長
雨宮 節 沖縄山岳連盟会長
伊藤 正一 日本勤労者山岳連盟顧問
伊藤 高弘 武蔵野美術大学名誉教授
岩波 道子 新日本スポーツ連盟副理事長
片岡 暁夫 元日本体育学会会長
川口 智久 一橋大学名誉教授
木原 成一郎 広島大学
栗岩 恵一 ワールドカップアルペンスキー元日本代表
小林 秀一 プロボクシング元日本ウエルター級チャンピオン
佐野 裕 国立大学名誉教授
進藤 省次郎 元北海道大学教授
田中 新治郎 学校体育研究同志会委員長
田畑 健 スキークラブこなゆき会長
永井 博 新日本スポーツ連盟会長
西本 武志 日本勤労者山岳連盟会長
廣畑 成志 オリンピック研究者
藤元 理津子 日本勤労者山岳連盟副理事長
古沢 久雄 鹿屋体育大学名誉教授
三浦 二郎 新日本スポーツ連盟東京テニス協議会顧問
宮脇 善雄 岩手少林寺流空手道研究会
簗田 陽子 学校体育研究同志会常任委員
山下 高行 立命館大学教授
山西 哲郎 元日本体育学会会長
山本 徳郎 元日本体育学会会長
吉越 悦子 新日本スポーツ連盟全国ウォーキング協議会会長
和食 昭夫 新日本スポーツ連盟理事長
渡部 岑生 茨城大学名誉教授
山崎 健 新潟大学教授
賛同人一覧はこちら>>

戦争法案反対へのメッセージ

本日14日、アピールの発表と記者会見をおこないました。
そこに寄せられたメッセージは以下の通りです。 ありがとうございます。

メッセージ 参議院議員 アントニオ猪木
メッセージ 衆議院議員 鈴木克昌
メッセージ 衆議院議員 大畠章宏
メッセージ 衆議院議員 山本 太郎
メッセージ 元日本体育学会会長 片岡 暁夫
メッセージ 佐野 裕
メッセージ 元北海道大学教授・体育科教育学
進藤省次郎
メッセージ 古澤 久雄
メッセージ 武道家、神戸女学院大学名誉教授
内田 樹
メッセージ 元日本体育学会会長 山西 哲郎
メッセージ 荒木 豊
メッセージ 学校体育研究同志会全国常任委員長
田中 新治郎

動画

戦争法の違憲性と立憲主義の意義について
(2016年3月16日)

安保法制に反対するスポーツと体育の会 記者会見
(2015年9月14日)

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安倍晋三政権が国会に提出した「国際平和支援法」と10本の戦争関連法を改悪する「平和安全法制整備法案」に反対するアピールを発表しました。 これに賛同する署名活動をおこなっています。メールやSNSなどで拡散いただければ幸いです。